リオハ最古の由緒あるドメーヌ「レメリュリ」の当主、ロドリゲス家の長男として生まれたテルモ・ロドリゲス。実家のドメーヌとは別に、自らワイナリーを興し、伝統や文化が失われつつあった、スペイン各地のワイン産地を次々と復興させ、一躍“スペインワインの革命児”として、世界に知られるスターとなった。

リオハのテロワールを誰よりも知り尽くすテルモが、レメリュリの畑に隣接する「Las Beatas」（ラス・ベアタス）から造った2015年ヴィンテージは、今年、ワイン・アドヴォケイト誌で、100点を獲得。リオハ最高峰のワインを生み出し、その偉大なテロワールを証明した。

その天才醸造家、スペイン各地のテロワールを知り尽くした、テルモ・ロドリゲスが厳選した農家から、さらに、最上のキュヴェだけを厳選した＜自然派スパニッシュ・テロワール・セレクション＞、それが「ラ・ソシアル」シリーズである。

1,000円台のワインであろうと、スペイン各地のアペラシオンの個性を反映したワイン。偉大なテロワールと伝統を擁する誇り高きスペインから、テルモのプライドに賭けて、上質なワインだけを厳選。

究極のコスト・パフォーマンスを発揮する「ラ・ソシアル」は、いずれも1,000円台のデイリーワインの価格帯ながら、世界のトップジャーナリストの関心を引き、＜90点＞の高い評価を得ることになった。

デリケートな味わいを高く評価する点から、プロからの支持が厚いと言われる「vinous」での高い評価を得ることからもわかる通り、ラ・ソシアルは、いずれもエレガントでスムース、フィネスを感じさせるワインである。

残糖が少なく、樽香に支配されず、果実味が綺麗に表現された自然派の味わい。同時に、それぞれの土地の個性も表現された滋味豊かさがあり、思わず何杯でもグラスが進んでしまう。

今や、世界一の美食大国として、美食家にとってNo.1のデスティネーションとなったスペイン。海の幸・山の幸が豊かで、土地の食材や季節の旬のものを楽しむ、日本と同じような食文化をもったヴィニュロン達によって造られたラ・ソシアルのワイン。

日本の美食家、ワイン通に、是非おすすめしたい＜新たなガストロノミックワイン＞である。