Torii villa Imamura

鳥居平今村

JAPAN

徳川献上品としての誉れ高き歴史。驚愕の 124 年超の熟成力を秘めたワイン。 グラン・クリュ級の偉大なテロワール「鳥居平」最大所有者にして、 絶好の区画から世界に誇るファインワインを生み出す<鳥居平今村>

創業130年以上の歴史を誇る、シャトー勝沼(旧今村葡萄酒醸造場)。2007年、そのシャトー勝沼から「日本が誇るファインワイン」として誕生した鳥居平今村。鳥居平は、日当たりの良い南西向きの急斜面で、水捌けも良く、日本では珍しいミネラル土壌、富士山からの冷たい風(笹子下ろし)による昼夜の寒暖差と、最上のワインを生むのに必要な葡萄の栽培条件を完璧に備える。勝沼地区最高峰のテロワール「鳥居平」とは、まさに「日本のグラン・クリュ」と称しても過言ではない。

その「鳥居平」の最大所有者がこの鳥居平今村である。この畑の秀逸性を物語る歴史的裏付けとして、鳥居平の葡萄は「特上品」として、徳川幕府に献上されていた史実がある。収穫後、江戸城までの120kmの距離を運ぶ際、摘みたての爽やかな酸味が失せてしまう葡萄が多い中、鳥居平の畑で収穫された葡萄だけが、鮮度の高い上質な酸味を保っていたことから、将軍への献上品に選ばれた。そのため、鳥居平の葡萄は国産ワインとしては驚くほどの保存性、熟成力の高いポテンシャルがあり、今村家は100年物のワインも眠る稀有なオールド・コレクションの所有者でもある。

現在の当主である今村英勇氏が3代目で、「サステイナブル(持続可能な形で)、共に生きてゆく」という想いがある。そのため今村家は、長年に亘り、勝沼地区の各農協における最大の葡萄購入者であり、且つ、最も高い金額で買い取ることで知られる。「鳥居平今村」を立ち上げた際も、ドメーヌ(葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで全てを行う造り手)の哲学は尊重しながらも、これまで共に生きてきた葡萄栽培家と、これからも共に繁栄し歩んでゆきたいと願っている。

葡萄栽培も農薬は必要最小限に留め(減農薬農法)、除草剤は撒かずに有機肥料を使用しているため、もぐらやミミズがいるほど土が生きている。栽培家だけでなく、鳥居平という偉大なテロワールとも共に生きてゆく哲学が今村家には宿っている。

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Toriivilla Hishidaira-Haut Blanc

鳥居平 上菱平圃場(かみひしだいら のうじょう)ブラン

白│750ml│割当品

肥沃な平地の勝沼の土壌とは異なる、粘土質に礫(れき)が混じるミネラル土壌。標高450~480mの南西向きの日当たりと水はけの良い斜面。鳥居焼きを臨む特級格「菱山鳥居平」の中でも中腹部のベストパート、僅か約0.2ha の単一畑。樹齢平均 30 年以上。富士山からの冷たい風「笹子下ろし」の恩恵を受け、葡萄にはしっかりとした酸が残り、ワインに熟成力を与える。栽培は有機肥料を使用した対処農法(リュット・レゾネ)。フリーラン果汁のみ、一晩低温でデブルバージュ。翌日、ホーロータンクで発酵。発酵中は徹底した温度管理を行う。発酵後、シュールリーの状態で旨味を引き出すため約1か月間、1 ~2日に約1回の割合でバトナージュを行う。2013年リッツ・カールトン大阪にて、世界最優秀ソムリエに輝いたパオロ・バッソ氏により、2007年ヴィンテージが「優しさの中にもダイナミックな味わい、日本を代表する國酒 」と評される。2014年7月JAL国際線ファーストクラスで、2008-2009年ヴィンテージが「最高級のおもてなし」として採用される 。

Kashioyama Minakata Blanc Gionnotaki

柏尾山南方 特別単一区画 祇園の滝圃場(ぎおんのたき のうじょう) ブラン

白│750ml

「甲州葡萄発祥の地」大善寺を抱く柏尾山の中でも最上とされる南向き斜面「南方」。柏尾山南方の斜面中腹部にあり、山梨県の文化財に登録されている「祇園の滝」周辺にあり、マイルドな湿度の影響を受ける特別なミクロクリマを持つ<別格単一畑>。斜面中部の畑は昔の日川が削りきれなかった花崗岩の岩盤上に、斜面上部から堆積してきた花崗岩の礫と川が運んだ沖積土の表土が厚い土壌。 熟した赤い果実がリッチでボリュームがあり、ふくよかで厚みのある味わいが特徴。笹子下ろしの通り道にあり、朝晩の寒暖差ゆえの美しい酸味を併せ持つ、まさに「甲州のバタール・モンラッシェ」の如き1本。 約1週間のマセラシオンカルボニック。18℃前後でタンク内発酵。3か月間一部樽熟成(バーボン樽使用)。甲州100%。

Kashioyama Minakata Blanc

柏尾山南方(かしおやま みなかた) ブラン

白│750ml

勝沼地区勝沼町内には「柏尾」と呼ばれるアペラシオンがあるが、その中でも甲州葡萄発祥伝説が残る大善寺の寺領であり、優れた日照条件を持つ<南向き斜面>の柏尾山の畑だけ を「柏尾山南方」と呼称。肥沃な勝沼の土壌とは異なる、粘土質に礫(れき)が混じるミネラル土壌。標高400 500 mの南向きの日当たりと水はけの良い斜面。勝沼の中でも、富士山からの冷たい風「笹子下ろし」の影響を最も受け冷涼。ワインはキレの良い涼しげな酸が特徴となる。甲州 100%

Katsunuma Toriivilla Blanc

勝沼 鳥居平 ブラン

白│750ml

大善寺によって執り行われる鳥居焼の真下の南南西~大善寺の真南側に広がる小区画。斜面中腹部上部420M付近に位置し、東の谷から吹き抜ける冷涼な笹子下ろしの影響を受けて寒暖差が大きく、葡萄には酸が残る一方、真南向きの急斜面のため日照時間が長く、厚みのある果実味、ボディ&酸共に優れた「ル・モンラッシェ的」な壮大なワインとなる。ワインにミネラル感をもたらす礫を多く含む粘土質土壌。樽発酵(フレンチオーク)20~23℃。6か月間シュール・リー。

Katsunuma Toriivilla Rouge

勝沼 鳥居平 ルージュ

赤│750ml

美しい酸とミネラル、滑らかな程よいタンニンと気品を兼ね備えた「鳥居平」の真南向き最上区画から生まれる極上のブラック・クイーン。最上区画で収量を抑えて造られるブラック・クイーンは真に日本を代表する偉大な赤で、若いうちはカベルネ系の味わいながら、熟成するとピノ系の味わいへ美しく変貌する。鳥居平地区の中でも鳥居焼き南西下部に位置する真南向き斜面中腹下部(標高350M付近)の畑から。勝沼最多の日照量を持ちつつ、富士山から吹き降ろす冷涼な風「笹子下ろし」の通り道にあり、大きな朝晩の寒暖差ゆえに、しっかりとした酸も併せ持つ。 花崗岩の礫の多い圧縮された固い粘土土壌。100%手摘み収穫。除梗後マセラシオンし、その後発酵を行う。圧搾後はフレンチオークを主体として6~8か月間の熟成し、その後ブレンドする。瓶熟成9か月。

Hishiyama Toriivilla Blanc Cuvée "Hideka"

菱山 鳥居平 ブラン キュヴェ・ヒデカ

白│750ml

フリーランジュースを一晩低温でデブルバージュ。徹底的な温度管理のもと、ホーロータンクで発酵。約30-40日間、澱と共にねかし、数日に一度バトナージュを行い、旨味を抽出。グリーンがかった淡いレモンイエロー。柚子やすだちといった柑橘類の香りに加えて、香りからもミネラルのニュアンスが感じられる。スマートなアタック、優しい果実味とキレのある酸味との軽やかなバランス。軽快で辛口の味わいは、食前酒はもちろん、お刺身や生牡蠣、白身魚の天ぷらに、レモンを搾る代わりに、ワインの酸味を合わせると、素材の旨味が引き出され、最高のハーモニーを奏でる。甲州100%

Toriivilla Rouge Cuvee Hana

鳥居平 ルージュ キュヴェ・ハナ

赤│750ml

「勝沼ワインの始まりの地」として知られる大蛇伝説も残る菱山地区の歴史的銘畑「菱山鳥居平」。<南西の塔下割>と呼ばれる特別な区画から造る。菱山の中でも中腹に位置し、また笹子の谷に近くなることから笹子下ろしの影響を受け寒暖差が大きくなる。気温もやや高くなり、斜面中腹で表土も厚く、南~南西向きのため、葡萄がよく熟す。ブラック・クイーン100%。

Hishiyama Blanc

菱山 ブラン

白│750ml

歴史的銘醸畑、“特級格”といわれる<菱山鳥居平>とほぼ同じ「標高400-450m」の斜面中腹~上部にある畑。肥沃な勝沼平地の土壌とは異なる、粘土質に礫(れき)が混じるミネラル土壌。標高450~480mの南西向きの日当たりと水はけの良い急斜面。富士山からの冷たい風「笹子下ろし」の恩恵を受け、葡萄にはしっかりとした酸が残り、ワインに熟成力を与える。栽培は有機肥料を使用した対処農法(リュット・レゾネ) フリーラン果汁のみ、一晩低温で デブルバージュ。ステンレスタンクで発酵。発酵中は徹底した温度管理を行う。約10日間の発酵後、 澱と一緒に新樽へ移動。ステンレスタンクで発酵後、全体の30%をフレンチオークで18ヶ月間樽熟成。甲州100%

Hishiyama Rouge

菱山 ルージュ

赤│750ml

大部分が西向き斜面に畑が広がる菱山地区にあって、歴史的銘畑「(菱山)鳥居平」に隣接する日照に優れた南西向き急斜面中部(標高400M)<菱山地区のベストパート>に畑を所有する鳥居平今村。冷涼な笹子下ろしの影響で、シャンボール・ミュジニーのような透明感のある美しいミネラル感と酸を持つ涼しげな味わい、しなやかで優しい果実味が特徴。フレンチオークで18ヶ月間樽熟成。1週間28~30℃にて醸し発酵。5か月間、一部樽熟成。マスカット・ベーリーA100%。

Katsunuma Koshu Blanc Lieux-dits "Azuma"

勝沼 甲州ブラン 単一畑 ”東圃場”

白│750ml

特級格の「鳥居平」の真下に隣接する『鳥居平のセカンド』というべき甲州ブラン。かつて「徳川家」に献上された、最高品質の葡萄を生む勝沼町勝沼地区勝沼にある『鳥居平』の真下に隣接する標高400mの畑“東圃場”の葡萄のみから造られるシングル・ヴィンヤード。笹子おろしが用水路の風穴から注ぎ込む、稀有なマイクロテロワールから造られるこのワインは、透明感のある酸とピュアな葡萄そのものの味わい、和のハーブの香りが心地よく、長い余韻へと続く。美食と共にじっくりと楽しみたい甲州ブラン。

Katsunuma Black Queen Rouge Deux Terroirs "Nakadaira & Arai"

勝沼 ブラック・クィーン ルージュ Deux・Terroirs "中平圃場&新井圃場”

赤│750ml

勝沼の畑に更に標高の高い菱山の畑の葡萄が加わり、よりエレガントに進化。標高400mに位置する勝沼地区“新井圃場”は、鳥居平から一直線上にある礫が混じるミネラル土壌を持つ。2022VTGは、シャンボール・ミュジニー的なエレガンスを持つ、菱山地区“中平圃場”の葡萄が55%加わり、最上のベーシックが完成。新鮮でピュアな果実味と可憐で心地よい酸が高次元でバランスする1本。ブラッククィーン。

Katsunuma Black Queen Rouge Lieux-dits "Arai"

勝沼 ブラック・クィーン ルージュ 単一畑 "新井圃場”

赤│750ml

勝沼オブ勝沼の高地“新井圃場”のシングルヴィンヤード、調和した最上のブラック・クィーン。標高400mに位置する勝沼地区“新井圃場”は、鳥居平から一直線上にある礫が混じるミネラル土壌を持つ。ブラック・クィーンは熟成してこそ、上質なブルゴーニュのようにエレガントで繊細な味わいに変貌してゆく。果実味と酸味のバランスが良く、角の取れた柔らかく、和の食材を包み込む味わい。

Toriivilla Imamura Vintage Collection Blanc "Cuvée Yuka"2004 LR23

ヴィンテージ・コレクション・ブラン “キュヴェ・ユカ” 2004 レイトリリース '23

白│720ml

雨が少なく日照量に恵まれたグレートヴィンテージ2004年。鳥居平を含む勝沼全体の甲州100%使用。一般的には65%前後の搾汁率だが、このキュヴェは熟成のポテンシャルが高いため70~80%の搾汁率となっている。

Toriivilla Imamura Vintage Collection Rouge "Cuvée Yuka" 2004 LR23

ヴィンテージ・コレクション・ルージュ “キュヴェ・ユカ”2004 レイトリリース '23

赤│720ml

雨が少なく日照量に恵まれたグレートヴィンテージ2004年。マスカット・ベーリーAとブラック・クイーンのブレンド。一般的には60%の搾汁率だが、このキュヴェは熟成のポテンシャルが高いため70~80%の搾汁率となっている。

Toriivilla Imamura Vintage Collection Blanc

ヴィンテージ・コレクション・ブラン

白│720ml

現当主英勇氏の祖父、すなわち、創業者である今村興三郎氏の代から、ごく少量ずつ寝かしてきた、希少なオールドコレクション。現在ですら早飲みワインと考えられている国産白ワインの世界において、鳥居平で育つ甲州種の熟成ポテンシャルを予見した興三郎氏の先見の明に驚かされる一本。100年物となる、1907年など、秘蔵コレクションを、随時ごく少量ずつながらリリース。甲州。

Toriivilla Imamura Vintage Collection Rouge

ヴィンテージ・コレクション・ルージュ

赤│720ml

現当主英勇氏の祖父、すなわち、創業者である今村興三郎氏の代から、ごく少量ずつ寝かしてきた、希少なオールドコレクション。現在ですら早飲みワインと考えられている国産ワインの世界において、鳥居平の熟成ポテンシャルを予見した興三郎氏の先見の明に驚かされる一本。100年物となる、1907年など、秘蔵コレクションを、随時ごく少量ずつながらリリース。ブラック・クイーン主体にマスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカンとブレンド。

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