ベターヌ＆ドゥソーヴ共著の『ル・グラン・ギッド・デ・ヴァン・ド・フランス』誌において、２人が「ラングドック最優秀白ワイン」に選んだのがこのマノン。娘マノンさんの名前が付けられた。平均樹齢５０年の古木から。グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マカブー、カリニャンと樹齢100年以上のクレレット10％。品種ごとに醸造しアッサンブラージュ。

雹による被害でオリヴェット・ルージュの醸造が難しくなり、代わりとして2016年限定で作られたワイン。雹被害から免れた一部の葡萄と、ラングドックの他生産者のワインをブレンド。グルナッシュ40％、シラー30％、カリニャン20％、ムールヴェードル10％。Montpeyroux, Saint Privat, Les Brousses, L'Escalette, Saint Mamert から作られた葡萄を使用。品種ごとに醸造。長期間にわたるキュヴェゾンを行う。半分はコンクリートタンクで、半分はフードルで熟成。

100%手摘み、100%除梗。オリーブの樹が自生する畑から造るキュヴェということから、「オリヴェット」と名付けられた。アルジロ・カリケールの土壌から低収量（30hl/ha）の葡萄をセパージュ毎に醸造。醸造は至ってナチュラル。手摘みされた葡萄は、更にセラー内で選別された後、長期間にわたるキュヴェゾンを行う。グルナッシュ50%、シラー48%、ムールヴェードル2%。

南仏最高峰ドメーヌ、クロ・マリの美学の結晶とも言える１本「シモン・ルージュ」　100%手摘み、100%除梗。アルジロ・カリケールの土壌から低収量(30hl/ha)の葡萄をセパージュ毎に醸造。手摘みされた葡萄は、更にセラー内で選別された後、長期間にわたるキュヴェゾンを行う。息子シモンの名前から付けた。オーク樽で18ヶ月熟成後、6月に瓶詰する。グルナッシュ45%、シラー45%、ムールヴェードル10%。

雹害にあった2016年にのみ造られた限定キュヴェ。雹によって収穫量が激減してしまった「シモン」と「レ・メテリー・デュ・クロ」のブドウをブレンドし、例年では味わえない特別なキュヴェが誕生した。グルナッシュ、シラー、カリニャン、ムールヴェードル。

グルナッシュ主体に樹齢60年超のシラー、カリニャンをアッサンブラージュ。粘土質の強い土壌とエブリ土壌の畑の葡萄を使用。ラベルのシンボルに、畑で発見された遺物(畑の神)をモチーフにして表現。ボリュームのあるタンニン、凝縮した果実味で、スケール感のあるワインが造られる。グロリューズに続く、クリストフ氏が誇るドメーヌ・クロ・マリを代表するキュヴェのひとつ。グルナッシュ50%、カリニャン30%、シラー20%、サンソー5%。

フランスの星付きレストランでさえ、探しに探す超希少ワイン。畑は丘の麓に位置するエブリ土壌。グロリューズだけはフレッシュ感と丸みを同時に残す為にドゥミ・ミュイを使って熟成。25hl/haという驚きの低収量は去ることながら、球体のように包み込む柔らかさの中に1本の芯が通った味わいは、まさに南仏ワインを超越したもの。グルナッシュ99％、シラー1％。

2016年、クロ・マリの畑は雹による被害で95％もの葡萄が被害を受けた。毎年作られていた"Manon　Blanc"　マノン・ブランの醸造が難しくなり、代わりに作られたのがこのワイン。雹被害から免れた一部の葡萄と、ラングドックの他生産者のワインをブレンドして作られた。甘味が花の香りと共に広がり、ほのかに熟したレモンの酸味が余韻まで続く。ヴェルメンティーノ30％、グルナッシュ・ブラン25％、グルナッシュ・グリ25％、カリニャン・ブラン10％、クレレット10％。