ムルソー村内3つの区画のブレンド。北ヴォルネイ寄り村名レ・ドレソルに隣接する区画、中央･村名レ・ペレ・ドゥスーに道を挟んでに隣接するレ・クチュール、レ・グラン・クロ・ペロンから。3つの畑の平均樹齢は40年。ムルソーのそれぞれの個性を集結する。空圧式プレスをかけた後、前清澄を実施。ドミ・ミュイ（600ℓの中樽）でセラーの温度を下げゆっくりと醗酵させる。バトナージュはマロ醗酵を促進させるためにアルコール醗酵が終わり、澱が完全に沈殿してから実施。うまみとミネラルのあるテイスト。アリゴテ。

ムルソー村内のＡＣブルゴーニュ区画。 空圧式プレスをかけた後、前清澄を実施。セラーの温度を下げゆっくりと醗酵させる。バトナージュはマロ醗酵を促進させるためにアルコール醗酵が終わり、澱が完全に沈殿してから実施。うまみとミネラルのあるテイスト。シャルドネ。

半分ＡＣムルソー、半分ＡＣブルゴーニュの区画「ミルランド」のＶＶのみで醸す。ムルソーのテロワールを感じることが出来るブルゴーニュ・ブラン。古木を用いるため、酸とミネラルと果実の凝縮が高次元でまとまっている。とてもＡＣブルゴーニュとは思えない味わい。シャルドネ。

ルロワのレ・デュレスと地続き、コートドールの斜面上にある規格外のオート・コート。山の上で標高が高く冷涼なオート・コート。フィシェが所有する区画はかのオクセイを代表するルロワの一級レ・デュレスのさらに真上という絶好の区画。山の上の平地に多いオート・コート・ド・ボーヌとしては規格外となる、コートドール斜面上最上部に位置する。酸とミネラルが主体の味わい。鋭い切れ味をもつ、エレガンスの極み。シャルドネ。

レ・サン・ジャックは、リュリーで最も有名な1級畑のひとつ、クロ・サン・ジャックの真下に位置する。コート・ドールの古樹から選抜した苗木が植えられており、収量が抑えられている。香りも味わいもデリケートなスタイルの白ワインで、優雅さや繊細さをまとい、テロワールを見事に体現。白い花や火打ち石のニュアンスを感じる、極めてエレガントなアロマ。熟した果実の風味とフレッシュさが見事に調和しており、バランスに優れた味わいが広がる。発酵・熟成ともに樽で行われる非常に上質なワインで、10年ほど熟成させることも可能。シャルドネ。

モンテリー村からオクセイ・デュレスを通り、サン・ロマンへ続く道沿い西側に位置する1級畑、クリマ・デュ・ヴァルに隣接するクルー・ド・ティエというヴィラージュの区画。モンテリーより酒質は強めになり、真南を向いた斜面にあるため日照は十分。果実と樽感がバランスしたワイン。シャルドネ。

3つの個性・樹齢の違うヴィラージュ区画のブレンド。すべて1級畑に隣接する。ジュヌヴリエール下部に隣接するル・リモザンは樹齢60-80年。ル・ポリュゾ下部に隣接するレ・クロトも60-80年。ポリュゾ・ドゥシューの上部に食い込むヴィラージュ区画ショーム・デ・ナルヴォーの樹齢は若く15年。このムルソー中央部ベストの区画に集まった個性のある3つの畑の古樹と若い樹で絶妙なバランスを取る。樽醗酵。約１年間シュール・リーにて熟成。シャルドネ。

3つの個性・樹齢の違うヴィラージュ区画のブレンド。すべて1級畑に隣接する。ジュヌヴリエール下部に隣接するル・リモザンは樹齢60-80年。ル・ポリュゾ下部に隣接するレ・クロトも60-80年。ポリュゾ・ドゥシューの上部に食い込むヴィラージュ区画ショーム・デ・ナルヴォーの樹齢は若く15年。このムルソー中央部ベストの区画に集まった個性のある3つの畑の古樹と若い樹で絶妙なバランスを取る。樽醗酵。約２年間シュール・リーにて熟成。シャルドネ。

ルシェやカステート同様。ムルソーの丘の斜面上部。「割れた瓶の底」という意味や、「モグラのトンネル」という意味もある。土は40cmで石灰の岩盤に鉄分が混じる。斜面のムルソーで、村名格ながら良いポジションにある区画。シャルドネ。

３大１級畑のシャルムの中にある村名格の畑。３方全て特級シャルムに囲まれた別格的村名畑。1928年に植樹した葡萄。斜面下部にあたり粘土質が強い区画。深みとコク、柔らかさとふくよかさをもつムルソーらしい葡萄がとれる。シャルドネ。

シャサーニュ・モンラッシェ村の樹齢の古い 3 つの区画から造られる。フレッシュ感にあふれ、豊かなミネラルゆえに少し塩っぽい味わいも感じられ、シャサーニュ村らしい果実味も持つバランスに優れた1本。オークのニュアンスが感じられるが、2-3年の熟成で溶け込んでいく。シャルドネ。

100%除梗。約1週間の低温浸漬後醗酵させる。12ヶ月の樽熟後、タンクにて3ヶ月の熟成。澱引きは白と同様翌年9月と、瓶詰前の清澄する時。ろ過は原則としていない。アリエ産の樽をメインに使用。ピノ・ノワール。

2007年ヴィンテージより1級畑からのブレンドとなる。100%除梗。約1週間の低温浸漬後醗酵。熟成期間は18ヶ月。基本的に無濾過。熟成に使用する樽は主としてアリエ産。他にヴォージュ、ニエーヴル、シェール産のものも若干ある。焼きはミディアム・ロースト。やわらかく、エレガントな味わいで、熟成により隠れた野生味が現れてくるのも楽しみのひとつ。ピノ・ノワール。

オクセイ村は大きく3つに分かれている。ムルソー上部に隣接する畑は石灰質が多い為白ワインに適した畑となり、モンテリー村に隣接する1級畑は粘土質を含む為赤を造るのに優れている。またサン・ロマン村に続く畑は石灰質が多くなる為に白向きである。フィシェのオクセイ・デュレス・ルージュは正に赤を造るのに適したモンテリー村に隣接するバ・デ・デュレスの区画にある樹齢30-40年の畑。18ヵ月の樽熟成後、軽く清澄作業をし、瓶詰め。広がりのあるおおらかさ、大地の味わいを感じさせる。ピノ・ノワール。