栽培にはリュット・レゾネ方式を採り入れ、畑毎のテロワールを最大にまで引き出し、表現している。Okaとは愛馬オカピーの名で、ラベルにもデザインされている。平均樹齢40年、シャンボール、モレ・サン・ドニの自社畑が50％、ヴォーヌ・ロマネからの買いブドウが50％使用されている。ブルゴーニュ・ルージュながら高樹齢の優良なブドウがふんだんに詰め込まれた1本。ピノ・ノワール。

＜ロマネ・コンティ斜面最上部＞に位置する«オー・デフォワ»と呼ばれる、オート・コートにとってはこれ以上ない絶好の区画。樹齢も＜60年以上の超ヴィエイユ・ヴィーニュ＞。密植度もオート・コートながら、ロマネ・コンティを超える＜1.1万本/ha＞の超高密植度。フレンチオークで14-18ヶ月間の樽熟成（新樽率10％）斜面頂上の畑らしい鮮度の高い果実味、ミネラル感に薔薇の蕾や艶やかなタンニンは、アルローらしい何ともエレガントなワイン。2019年から「ビオディナミの認証」を取得予定。年々ビオディナミの威力が発揮され、ビオならではのエネルギー感も引き出されてゆくことが期待される。ピノ・ノワール。

冷涼な渓谷における南向きの畑アルジラと、アンリ・ジャイエの甥であるエマニュエル・ルジェが所有する畑のすぐ近くの 好立地畑シャルモット、シュウイエの古木から取れる葡萄で造られる。 すべての畑が冷涼な風が吹くヴォーヌ・ロマネ側に位置しているため、エレガントで上品なワインに仕上がっている。 ベリー系の香りがフレッシュさと洗練されたタンニンと見事な調和を奏でる、非常に良いバランスの取れた味わい。ピノ・ノワール。

平均樹齢45年。ドメーヌの持つ一級畑ブランシャールの斜面下部に隣接する区画。モレ・サン・ドニ村の中央部の国道沿いに位置する。ジュヴレイ・シャンベルタンの名家、ドメーヌ・フーリエも所有するクロ・ソロンの畑からは、豊かな果実味としっかりとした骨格、そしてレースのようなエレガンスを併せ持つワインが生まれる。ピノ・ノワール。

ヴォーヌ・ロマネ村名物ながら、平均樹齢65年超のヴィエイユ・ヴィーニュ。「ラ・ターシュ」斜面下、ルネ・アンジェルも所有していた「オー・コミュヌ」の区画から。14-18ヶ月熟成（新樽率20%）。ヴォーヌ・ロマネらしいバラのような官能的な芳香、濃縮した赤系の果実味、繊細さもありながら、リッチな味わいが楽しめる。ピノ・ノワール。

平均樹齢40年。フレンチオークで14-18か月熟成（新樽率20%）。以前は1級畑だったが、1936年の格付け時に「土壌の肥沃さから繊細に欠ける」という理由で格下げされてしまった悲運の畑。村名ながら、一級畑「クロ・デ・レア」の南に広がる秀逸な区画。斜面下部ながら、軽い粘土で水捌けの良い土壌のため、柔らかな果実味、細やかな酸やミネラル感もあり、繊細でエレガントなワインとなる。ピノ・ノワール。

平均樹齢60年の超ヴィエイユ・ヴィーニュ。特級畑「リシュブール」上部、そして“ブルゴーニュの神様”アンリ・ジャイエの伝説の一級畑「クロ・パラントゥ」の南側という絶好のロケーション。限りなく特級に近いこの畑からは、香り高く、斜面上部の土壌からくるミネラルとフィネスが特徴的。フレンチオークで14-18ヶ月熟成（新樽率20%）。

平均樹齢60年超のヴィエイユ・ヴィーニュ。エシェゾーの中でも、中腹のベスト・パート。グラン･エシェゾーとヴォーヌ・ロマネ寄りに地続きで隣接する「Les Treux」（レ・トゥルー）という絶好の区画。ドメーヌと同じ14-16ヶ月の樽熟成（新樽率30%）。特級畑の威厳と雄大さ、壮大なスケールを感じさせる珠玉の一本。ピノ・ノワール。

ヴォーヌ・ロマネと地続きになる丘にある一級畑。石灰岩が多く混じる表土の厚い粘土質でヴォーヌ・ロマネの丘とニュイ・サン・ジョルジュの丘の間から流れる冷涼な風によってエレガントな酸を持つ。 黒系ベリーの香りと共に、タンニンとエレガンスに富んだ個性豊かなワイン。ピノ・ノワール。

明るい色の粘土質土壌。ほぼ白墨のような柔らかい石灰質の石を含む。樹齢20年。ビオロジック（エコセール認証）。ブドウは手摘みで丹念に選果後、全房のままプレスする。ジュースは24-48時間タンクで自然にデブルバージュする。これが終わると新樽（100％）と1年樽に移しアルコール発酵。樽熟成15ヶ月。土壌を表すようなワイン。粘土がワインにパワフルさとストラクチャーを与え、石灰が豊かさを与える。エキゾチックフルーツとアカシアの花のアロマ。オマールエビや帆立貝、または子牛の肉と合わせるのがお勧め。サービスは10-12℃。ピノ・ブラン。