昨年も大好評を頂いた当社ボジョレーヌーヴォー、今年は11月15日（木）に解禁です。

初年度500ｃｓ、昨年が1500ｃｓ（300％）という実績でしたが、

今年は、2700ｃｓ、前年比170％となりました。

昨年から飲酒運転対策による店頭での試飲販売の自粛などがあり、市況は良くない状況と言われていました。

直近の調査結果によると、市場全体は前年比79％にダウンしているようです。

その中での前年170％ですので、スタッフが本当に良く頑張ってくれたと思います。

何よりも応援して下さるお客様、消費者の皆様、そして美味しいヌーヴォーを造ってくれている生産者の皆さんに心より感謝いたします！

9月の出張では、現地で07年のタンク内のサンプルを試飲して参りました。

07年は03年に匹敵するような春先の猛暑のあと、雨の多い夏場を経て、かなり難しい年になると予想されていました。

特に大規模な生産者の「巨大集約農場」のような畑では、夏場の出張の時点ですでにカビでぼろぼろになった状態の葡萄木が多く、心配をしていました。

しかし！

結論として、小規模で無農薬あるいは無農薬に近いアプローチをしている生産者の07年物は、０６年物を完全に凌ぐ、素晴らしいボジョレーを生み出していました。

出張では、６社の無農薬生産者をまわりましたが、みなさん例外なく

「今年ほどビオロジック栽培をしていてよかったと思った年はない」

「苦労してきた甲斐があった」

と口々にいっておられました。

長年の無農薬の栽培によって、地中深く根を張っている葡萄木は、自然な耐性が強くなり、果樹としてのバランスが取れているために、カビ害にあまり犯されなかったとのことでした。

今年ほど、大手生産者のヌーヴォーとの品質差が顕著に現れる年はないだろうと思われます。

長年、畑で流してきた汗が、こんな年だからこそ報われた、ということのようです。

当社扱い生産者のヌーヴォーは、例外なく、06年よりも骨格に優れ、果実味にあふれた、素晴らしいヌーヴォーになりそうです。

２００７年のヌーヴォー。

まさに、ラッキーセブン、です♪

この週末に成田空港に続々と到着してきます。

ぜひ、ご期待下さい！！！