「働く」ということ

僕達ヴァンパッシオンでは、僕達の働く意義や意味について、よく話をしています。

そもそも「働く」という事は、何なのでしょうか?

仕事の始まりを、太古の昔に遡って、考えてみます。

一人の人間が全てを行う(洗濯をして、ワインも作り、味噌もつくり、田も耕し、海に漁に出、衣服を作り、朝昼晩のご飯を作り、子育てをして・・・)という状態を、夫婦であったり、知人であったり、コミュニティーであったりの中で「分業」したのが、働くことの始まりだと思います。

例えば、漁師さんが魚を100匹釣ったとしたら、1-2匹は自分が食べる為のものかも知れませんが、残りの98-99匹というのは、他の方のために釣ったものになります。

ですから、「仕事というのは、99%までが、他の方の為にやっている、他の方の幸せの為にやっている」という事になると思います。

魚を釣るのが得意な人は他の方のために魚を釣り、料理が得意な人は他の方のために料理を作る、そんな分業こそが、働くことの原点じゃないかと思います。

わが社で最も働く男 : 関根征徳40歳 古河市在住 (遠すぎ)

■ 僕達4人は、以下のような「働くこと」の原点を考え、大きな企業を飛び出して「僕達が大好きで、かつ、人様の幸せに少しでも貢献できそうな道」を選びました。

1、仕事とは本来的に人の為にやるものである
→「利他の精神」抜きの仕事は、仕事本来の原点からズレている。

2、自分が好きでないことを仕事にしない
→他の人の為に嫌いなことをする=「奴隷」(カネを稼ぐため=カネの奴隷)になってしまう。

3、自分の仕事を「天職」と信じ、大好きになって、嬉々として働く
→「大好きなことをして、かつ人様の為に役立つ」という、王様の生き方になる

経営やマーケの本を読んでいると、「顧客志向経営」・「顧客満足の最大化」といった話が沢山出てきますが、利潤最大化の為の「方法論・手段」として語られるケースが多いと思います。
仕事の原点(分業)から考えれば、「顧客満足」こそがゴールであって、「利潤」というのは、それを達成する為の「手段・方法論」でしかないと思うのです。

僕達ヴァンパッシオンは、机上の理論の「顧客満足」ではなく、「働くこと本来の原点]
に基づいて、多くの方の幸せに貢献できる会社になってゆきたいと思います。

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