ドメーヌの歴史は、1939年に2代目当主のジャン・ピエール氏がこの地に移住してきた事から始まる。移住当時は、葡萄栽培者として協同組合に葡萄を卸す活動をしていたが、1986年に「優れたワインを造りたい」と、一念発起して独立を果たした。現在、全体の3/4を協同組合が生産しているフィトゥーの中で、この地のテロワールを反映したワイン造りを情熱的に続けているルデヌは、近年最高峰のドメーヌの1つとして数えられる生産者となった。
葡萄は30ha、内28haに植樹されている。中にはフィロキセラ禍のすぐ直後に植えられた120年の樹齢を誇るカリニヤンとグルナッシュも植えられており、収量は己ずと25ha/hlまで落ちる。アルジロカルケール土壌を中心としたテロワールから、豊富な太陽光で完熟した葡萄を用いる典型的なフィトゥーを造るが、一部シスト土壌が混じる畑も持ち、女性的な丸みのあるエレガンスも持ち合わせるワインとなる。 多くの優れたドメーヌと同様、「ラ・リュット・レゾネ」を採用、葡萄本来のポテンシャルとテロワールの個性を最大限引き出す努力を惜しまない。また醸造に関しては、エノロジストとして女性醸造家を起用する事により、ずっと探求し続けてきた、力強い中にもフィネスとエレガンスを持ち合わせたフィトゥーを醸している。 |