地中海からピレネー山脈の麓に沿って流れるアグリー川の左岸、トータヴェルから程近い場所にドメーヌは居を構える。当主であるマダムのキャトリーヌは、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネで代々ワイン造りを継承してきた、かのドメーヌ・モンジャール・ミニュレの娘。元ブルゴーニュ・ドメーヌ協会会長でもあるジャン・モンジャール氏を父に持つマダムは、父の背中を見てワイン造りを学んできた。
父と共に、南仏に新たなるワイン造りの理想の地を探求し、現在の地に辿り着いたのがドメーヌの始まり。畑は、フランス中どこを探しても、非常に珍しいシスト・ノワール土壌。極めて有機栽培に近いリュット・レゾネを採用し、ピュアで健康な葡萄を育てる。この地特有の、ピレネー山脈から吹き付ける冷たく乾燥した突風と灼熱の太陽のおかげで湿った空気が淀むことなく、病害菌に冒される事がない為、農薬を撒く必要が無いのだ。 醸造は、伝統的手法。パーセル毎に醸造を行う。さすがはブルゴーニュの血が流れるだけあり、灼熱の地 ルシオンで、凝縮した果実を残しながらも非常にエレガントで芯の通ったワインを醸す。 |