マコンを代表する2大トップ・ドメーヌと言えば「ジャン・テヴネ」と「ギュイモ・ミッシェル」。両家とも、自然派の栽培を長年続け、一般的に70-80hl/haという多収量のマコンエリアにおいて、コート・ドール並みの超低収量、更に、天候リスクを顧みることなく、10月まで完熟を待ってから収穫を行い、葡萄本来の個性を生かした「テロワールのワイン」を造る。
こうして造られたワインは、ワイン誌でも最高の評価を得て、3つ星クラスのグランレストランのオンリストワインとなり、常にこの地区のトップを走り続けてきた。実はテヴネ家とは、自宅も隣接した親戚筋にあたるギュモ家。2000年からこの両家のワインを除外するかのような「糖度規制のある」AOC Vire-Clesseが適用された際、両家は、薄くすっきりとした一般的な白ワインを造ることを良しとはせず、敢えてMacon Villagesの格下AOCに留まったのも共通点。 皮肉にも、2003年の猛暑で、多量生産で早期収穫を行うVire-Clesseの造り手のワインまでも、糖度が非常に高くなり、AOC規定糖度が改正された為、現在両家共に、Vire-Clesseを再び名乗ることができるようになった。 |