ドメーヌの設立は1985年。クリスチャン・コロヴレイ夫妻が自分と父の畑を合併し、ジャン・リュック・テリエ夫妻が参加する形で発足した。コロヴレイ夫人とテリエ夫人は姉妹。4人ともドメーヌのあるダヴァイエ村の出身で、クリスチャン氏とジャン・リュック氏は旧知の仲。典型的な家族経営のドメーヌである。ドメーヌは11haでスタートし、畑の購入や定年退職したヴィニュロンからの譲渡。新たにブドウを植えることで所有面積を拡大。
栽培を担当するクリスチャン氏はボジョレーのワイン農業学校で栽培を学んだ後、16歳からこの世界で働いている。醸造・熟成担当のジャン・リュック氏は1985年のドメーヌ設立まで肥料・農薬の販売会社に勤務していた。ドメーヌに入るにあたり地元ダヴァイエのワイン農業高校の成人講座で醸造講座を学んだ。 サン・ヴェランは同じアペラシオンの中でも複数のテロワールが混じっており、ドゥー・ロッシュではパーセル毎に醸造法を変えるなどテロワールの持ち味を生かしたキメの細かい造りをしている。肥料は数年前から有志と共にコンポストを作っている。除草は鋤き入れにて実施、ドメーヌ発足以来リュット・レゾネを採用している。摘芽を徹底し、摘房は原則として実施しない。 |