フランス最古、シャンパーニュ地方よりも早く瓶内二次発酵ワインを醸していた南仏の古都、リムー村。海抜300〜400mとその高い標高の恩恵を受け、南仏に位置しながらも例外的に冷涼な気候を持つ。ドメーヌは街の中心部から20分、山道を登った冷涼な山頂付近に畑と居を構える。アルジロ・カリケールを中心として構成される土壌を持つリムー村だが、山頂付近に近づくと剥き出しの石灰岩が現れる。
この高い標高にある畑から、非常にミネラルが豊かで優れたワインを醸している。シャンパーニュ生まれのフィリップ氏は、兄との家督争いに嫌気がさし、実家を飛び出しビストロで何気なく頼んだブランケット・ドゥ・リムーの素晴らしさに驚嘆し、シャンパーニュから600km離れたリムーの地に根を下すことを決意した。 AOC法上、ブランケット・ドゥ・リムーで許されている品種は、ブランケット及びシュナンであるにも関わらず、フィリップ氏がピノ・ノワールとシャルドネを栽培しているのは、流石、シャンパーニュ生まれ。「日本国内だけで内緒にしておいて下さいね」の言葉は本心か。2007年冬入荷分より、クレマン・ド・ブランケットに昇格。 |