まだ30代前半の若い3兄弟が切り盛りするドメーヌ、クロ・ファンテーヌ。父の代までは協同組合に葡萄を売っていたが、フォージェールのテロワールを体現する品質重視のワインを造りたくて独立した。上の姉クリスティーヌ、真ん中の兄オリヴィエが主に畑を担当、下の妹コリーヌが醸造を担当する。フォージェールは平野から山裾まで広がるアペラシオンで、全ての場所でシスト土壌を持つ。クロ・ファンティーヌが所有する畑は、水はけが良く、最も優れた葡萄を生み出す山裾に近い斜面にある。
栽培はビオ・ディナミを行っているが、3兄弟は「ビオ・ディナミを行っているが、一番重要なのは自分達の葡萄樹とコミュニケーションが出来ているという事」と熱く語る。生態系を尊重し、何よりも葡萄畑に愛情を尽くしている事が肌で感じられるようなドメーヌである。醸造に関しても「良い葡萄を作ることさえできれば、醸造は自然に任せれば良い」という哲学を持ち、基本的に全てを自然にまかせ、手を掛けすぎない醸造を行う。また、So2は醸造中は一切使わない。 フォージェールのテロワールを最大限体現する為に、熟成はタンクで行い、樽は一切使わない。飲んで「目から鱗が落ちる」とはこのワインの事を言うのだと心の底から感じるワイン。 |