当主のアラン・ビュルゲ氏は、10年間実家の父親の下で働き、定年退職したブドウ栽培家から畑を借りる形で独立。この畑は後に買い取り、その後、相続や購入などで畑を広げ、現在に至る。設立当初より有機栽培に取り組むなど、ブルゴーニュにおける自然派の先駆け的存在。摘芽・摘房はブドウ本来の生態系を崩すとして行わず、収穫時の選果作業を厳密にすることで完熟した健全なブドウを獲得している。
樹齢60年を超えるヴィエイユ・ヴィーニュの収穫量は25〜30hlまでになり、選果作業の厳しさを物語っている。収穫されたブドウは、100%の除梗後にごく軽い破砕を行い、発酵は自然に始まるのに任せる。熟成期間はACブルゴーニュで12〜18ヶ月、村名及び1級で20〜22ヶ月、VVが最高24ヶ月に及ぶ。 グラン・クリュを持たないため派手さはないが、ムルソーのコシュ・デュリなどと並んでトロワグロやタイユヴァンなど3ッ星のシェフ・セレクションにジュヴレイ代表で選ばれるほどで、その品質は疑う余地もない。 |