感謝とともに

応援して下さるみなさま

あけましておめでとうございます。

まったくのゼロからはじまったヴァンパッシオンも、お陰さまで5回目のお正月を迎えることができました。

新年を迎え、応援して下さる皆様に心からの感謝をささげます。

ありがとうございます。

生産者も110社さまを超え、スタッフも4拠点・24人となり、当初狙っていたミニマムサイズの規模も前年度期に確保することができました。

しかし、実際のところ、この4年間、ひやりとする局面も多々ありました。

当社スタッフは、各支店長を中心に、毎月毎月、「スクランブル」の連続でした。

全ては、応援して下さる皆様、心でつながって下さる暖かいお客様や生産者の皆様、そして、何よりも、当社スタッフの超人的な頑張りと努力によって、ここまで来ることができました。

確かに、僕も経営者として、僕なりの努力はしました。

しかし、ギリギリの局面で、時に折れそうになる弱い僕の中からあふれ出たエネルギーは、

両親にもらった愛情が原点であり、

また日々苦しみながら自分の限界にチャレンジしているスタッフへの愛情が原動力であった

と、痛感しております。

僕の力なんて、本当にちっぽけなものでしかありませんでした。

この世の中は、突き詰めると愛情の交換で成り立っていると、本当に感じます。

生かされている

多忙や数字に追い回されて、殺伐とすることもありましたが、今思えば、感謝ばかりの日々でした。

この感謝の心を、愛情を、次の世代につないでゆくこと、

これが僕の生まれてきた意味であり、また、これだけ多くのものを与えて頂いてきたというご恩に報いる唯一の方法でもあります。

今日、生産者とお客様の最前線に立っているのは、頼もしい僕以外の23名のスタッフです。

だから僕は経営者として、スタッフの幸せのために全身全霊で生きてゆきたいと、深く思うようになりました。

優しさも厳しさも、その背後に、深い深い愛情をもって。

一人一人の個性や長所はみんな違います。

だから、一人一人のスタッフを良く理解することに努力して、

一人一人のスタッフが幸せになることを深く想い、

一人一人のスタッフに愛情を注げるような人間になりたいです。

みんなそれぞれが、自分らしい幸せを、自分で勝ち取ります。

僕に出きるのは、一人一人に愛情を注ぐこと、環境を作ること、です。

我々のビジネス上のゴールを達成することは当然中の当然、プロとしての必須事項です。

でも、我々ヴァンパッシオンの「存在意義」は、

ワインを通じて、お客様と生産者に幸せになっていただくこと、

この1点に尽きます。

ワインを通じた、ありがとうの笑顔、感動の交換こそが、ヴァンパッシオンの存在意義です。

そして、そんなヴァンパッシオンで経営者の立場にある僕の存在意義は、

お客様と生産者の皆様の最前線に立つ、当社スタッフ一人一人の幸せを考え抜くこと、

ワインを通じて、スタッフと有り難うの笑顔や、感動の交換が出きるようになること

だと、深く感じるに至りました。

子を想う親の愛情のような、大きな深い愛情で、当社スタッフの「幸せ」を考え抜く、行動する。

これが、2009年の僕のやりたいことです。

プロらしい厳しさも、チームの愛情も、仕事の遣り甲斐も、その結果も・・・

日本一スタッフが幸せな会社ならば、間違いなく日本一のワインカンパニーであると思います。

本年も引き続き、日本一を目指して、頑張ってまいります。

どうか暖かい応援と、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

2009年1月1日

川上 大介

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